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うつ病、心療内科講演会企画中

最近の学会講演会報告

北側

放射線治療再評価 中央病院の最新機器

中央病院では最新の放射線照射装置を導入して脳や肺、肝臓、脊髄の腫瘍に対して定位放射線治療と呼ばれる副作用の少ない 治療法を実施しています。焦点を癌に定め多方向から分割して照射すれば、癌には大量の放射線を当てても周囲の正常組織には それぞれ少量ずつの放射線しか当たらないため障害が起きにくいことを利用します。厳密に計画を立てれば癌の形を数ミリの余裕を 置くだけでなぞるように照射範囲を決めることができるそうです。放射線治療は国内でも再評価されています。



C型肝炎インターフェロン使わない治療法 改訂ガイドライン

インターフェロン無使用療法として経口抗ウィルス薬ダクラタスビル(DCV)とアスナプレビル(ASV)の併用療法がガイドラインに 記載されました。インターフェロンの副作用で治療を途中断念された患者さんでもウィルス駆逐できる可能性のある治療法が出来ました。 C型肝炎の治療は正に日進月歩です。希望が持てます。


睡眠の質の低下と脳皮質萎縮との関係

オクスフォード大学のSexton氏らの発表によると、MRIを使った方法で脳皮質が萎縮するほど睡眠の質は低下し、この関係は加齢とともに 強まるようです。睡眠の質の低下は脳萎縮の原因なのか或いは萎縮の結果なのかは不明ですが、大脳皮質の容積減少との相関が認められました。  

肥満は発ガンと関連

子宮、胆嚢、腎臓、肝臓、大腸等10種の癌がBMI25以上の過体重や肥満により発症増加する可能性があるとLancetに報告されました。


バス通り